サードパーティの Cookie を許可していないと
- アプリが動作しない
- Chromeの拡張機能が動作しない
- ウェブサイトの機能が使えない
などの影響が出ることがあります。許可する方法だけ知りたい方は、以下の操作で許可できます。
サードパーティの Cookie を許可する方法【Chrome】
- 右上メニュー(点3つ)から「Google Chromeの設定」を開く
- 下部の「設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」を開く
- 「サードパーティ Cookie」を開く
- 「サードパーティ Cookieを許可する」を選択
以上で完了です。
Cookieとは
Cookieとはウェブブラウザに保存される小さなデータのことです。
具体的には、訪問したウェブサイトがブラウザ内にデータを保存して、次回の訪問時にそのデータを参照・利用することができます。代表的な利用例としては、以下があげられます。
ログイン状態の保持
GmailやFacebookなどのサービスで一度ログインすると、2回目から入力する必要がなくなります。これはログイン情報をCookieに保存することで実現しています。
商品の閲覧履歴の保持
ECサイトでは閲覧した商品の履歴をCookieに記録し、次の訪問時に活用しています。
広告の配信
広告ネットワークはユーザーの行動履歴をCookieに保存し、興味関心に応じた広告を表示します。
このように、Cookieは1人1人に最適化されたサービスを提供したり、利便性を高める上で幅広く使われている主要な技術です。
CookieとサードパーティのCookieの違い
CookieとサードパーティのCookieの主な違いは以下の通りです。
保存する主体の違い
- Cookie:直接訪問したウェブサイト自身が保存する
- サードパーティのCookie:訪問したサイト以外の第三者が保存する
利用目的の違い
- Cookie:訪問したウェブサイトの利用者の利便性向上が主目的
- サードパーティのCookie:サードパーティ側の分析や広告配信などを目的とすることが多い
プライバシーへの影響の違い
- Cookie:訪問したサイトでの利用にとどまることが多い
- サードパーティのCookie:行動履歴が第三者にも提供されるためプライバシーへの影響が大きい
以上の通り、サードパーティのcookieはデータ利用目的が広範な点と、プライバシー保護への影響度合いが高い点が大きく異なります。
サードパーティの Cookie を許可する方法について解説しました。