『それいけ!アンパンマン』に登場するドキンちゃんとバイキンマンの関係は、一見「悪の仲間」ですが、実際はそれ以上に複雑です。
ドキンちゃんのわがままに振り回されるバイキンマン。しかし、時にはバイキンマンがドキンちゃんを助ける場面もあり、二人の関係はただの主従関係では語れません。
本記事では、ドキンちゃんを中心に、バイキンマン・しょくぱんまん・コキンちゃんとの関係を詳しく解説していきます。
ドキンちゃんとバイキンマンの関係とは?

出会い
アニメ『それいけ!アンパンマン』の第13話「アンパンマンとドキンちゃん」(1988年12月26日放送)で、ドキンちゃんとばいきんまんの出会いが描かれています。
ドキンちゃんはバイキン星出身の女の子で、バイキン城に隕石が落ちたことがきっかけでばいきんまんと出会いました。
彼を助けるために地球へやってきた彼女は、その後ばいきんまんと共に生活することになります。
「バイキン星」出身のなかま
ドキンちゃんとバイキンマンは、おなじ「バイキン星」出身の仲間です。
ドキンちゃんは、バイキンマンをこき使うことが多いですが、完全に主従関係というわけではありません。
二人はケンカをしながらも、どこかお互いに頼り合っている関係なのです。
彼女は突然バイキン城にやってきて「ここに住む!」と勝手に決めてしまいます。
それ以来、バイキンマンはドキンちゃんのワガママに振り回されるようになります。
バイキンマンはドキンちゃんに逆らうことができず、いつも言いなりになっていますが、時々反抗的な態度をとることもあります。
一方のドキンちゃんも、バイキンマンを偉そうにこき使いながらも、彼がピンチになると助けることがあるのです。
このように、二人の関係は「主従関係」のようでありながらも、お互いに助け合う「悪友」のようなものとも言えます。
バイキンマンはドキンちゃんに惚れてる?
バイキンマンはドキンちゃんに振り回されながらも、彼女に対して特別な感情を持っているかもしれません。
ドキンちゃんが困っていると助けたり、しょくぱんまんに夢中になっていると不機嫌になることもあります。
これがバイキンマンの密かな好意なのかもしれませんね。
ドキンちゃんとしょくぱんまんの関係

ドキンちゃんがしょくぱんまんに恋をしたきっかけは、アニメの第16話「アンパンマンとぱんどろぼう」にあります。
物語の中で、ドキンちゃんが道の真ん中に倒れているとき、しょくぱんまんが心配して駆け寄ってきました。
その瞬間、ばいきんまんの食パン盗み作戦が進行していたのですが、しょくぱんまんは倒れているドキンちゃんに気づき、「お嬢さん、大丈夫ですか?」と声をかけました。
その紳士的で優しい振る舞いに、ドキンちゃんは一目惚れし、しょくぱんまんに恋心を抱くようになったのです。
この出来事が、ドキンちゃんのしょくぱんまんへの片思いの始まりとなりました。
コキンちゃんとドキンちゃんの関係
コキンちゃんはドキンちゃんの「妹分」として知られています。
2006年に初登場し、青い涙を流して周りを悲しい気持ちにさせる能力を持っています。
少しイタズラ好きな性格で、ドキンちゃんを困らせることもありますが、公式には二人は血縁関係がなく、コキンちゃんはドキンちゃんの妹分として紹介されています。
ドキンちゃんとコキンちゃんは基本的に仲が良いものの、コキンちゃんの自由奔放な行動にドキンちゃんが振り回されることもしばしばあります。
また、コキンちゃんもしょくぱんまんに興味を持っており、そのためドキンちゃんと張り合うこともあります。
ドキンちゃんとバイキンマンの関係とは?まとめ
- ドキンちゃんとバイキンマンの関係 は「悪友」のようでありながら、バイキンマンはドキンちゃんに振り回される。
- バイキンマンはドキンちゃんに特別な感情を持っている可能性 があり、彼女を助けることも多い。
- しょくぱんまんへの恋心 は一途だが、片思いが続いている。
- コキンちゃんはドキンちゃんの妹分 であり、時にケンカしながらも仲の良い関係。
ドキンちゃんは『アンパンマン』の世界でも特に個性が強く、彼女の活躍が物語を盛り上げています。
これからもドキンちゃんの可愛くてワガママな姿に注目ですね!