『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1989年に公開されたタイムトラベルをテーマにしたSF映画です。
マーティ・マクフライとドク・エメット・ブラウン博士が時空を超えて新たな冒険に挑む物語が描かれています。
この記事では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」PART 1・2・3のあらすじについて解説します。
「バックトゥザフューチャー」1・2・3のあらすじとネタバレ
PART1のあらすじとネタバレ
1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、タイムトラベルをテーマにしたSFアクションコメディです。
物語は、カリフォルニア州の小さな町ヒル・バレーを舞台に、主人公マーティ・マクフライが友人の科学者エメット・ブラウン博士(通称ドク)と共に繰り広げる冒険を描いています。
物語は、マーティがドクからタイムマシンが完成したとの連絡を受け、深夜のショッピングモールで実験を手伝うところから始まります。
しかし、ドクがリビアの過激派からプルトニウムを盗んだことで襲撃され、銃撃を受けてしまいます。
マーティは逃げるためにデロリアン(タイムマシン)に乗り込み、誤って1955年にタイムスリップしてしまいます。
1955年でのマーティは、まだ出会っていない両親ジョージとロレインに出会いますが、彼の存在が両親の結婚に影響を与えることになります。
ロレインは若き日のマーティに恋をしてしまい、これでは自分が生まれなくなってしまうという危機に直面します。
マーティは、自分の両親が結ばれるよう奮闘し、最終的にはダンスパーティでジョージがビフを打ち負かすことで二人の仲を取り持つことに成功します。
物語のクライマックスでは、マーティは雷の力を利用してデロリアンを動かし、1985年へ戻ることに成功します。
戻った先では、過去の行動によって家族の状況が改善されており、より良い未来が待っていることが示されます。
PART2のあらすじとネタバレ
物語は、マーティが1985年に帰還した直後、ドクが未来から現れ、マーティとその恋人ジェニファーを2015年へと連れていく場面から始まります。
ドクはマーティの息子が将来、重大なトラブルに巻き込まれることを知り、その事態を防ぐために未来へ向かいます。
未来でマーティは、自分そっくりの息子に代わってトラブルを回避しようと奮闘しますが、そこで偶然「スポーツ年鑑」を発見。
過去50年間の、試合結果が載ったその本を使って、一儲けしようとする誘惑にかられてしまいます。
一方、ドクはその行為が時空に大きな影響を与える危険性を警告し、年鑑を捨てさせますが、ビフ・タネンがこれを拾ってしまいます。
ビフは、年鑑を過去の自分に渡し、未来の知識を使って莫大な富と権力を手に入れる計画を実行。
マーティとドクが1985年に戻ると、そこはビフによって支配された世界となっており、街は荒廃し、マーティの父親も命を落としていました。
二人は過去を修正するため、再び1955年へ戻り、ビフからスポーツ年鑑を取り戻すべく奮闘します。
やがてマーティはホバーボードを駆使してビフから年鑑を奪い、燃やすことに成功。
こうして未来は元通りになりますが、その直後、ドクが乗るデロリアンが雷に打たれて消えてしまいます。
マーティは1885年に飛ばされたドクからの手紙を受け取り、次回作へと物語が続く伏線が張られます。
PART3のあらすじとネタバレ
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』は、1990年に公開されたSF映画で、シリーズの完結編です。
物語は、ドク・ブラウンが1885年にタイムスリップした後の出来事を描いています。
1955年に取り残されたマーティは、ドクからの手紙を受け取ります。
手紙には、ドクが西部開拓時代の1885年にいること、助けは必要ないという内容が書かれていました。
しかし、ドクがビフォード・タネンに射殺される運命にあることを知ったマーティは、1955年のドクと協力し、修理したデロリアンで1885年にタイムトラベルします。
ドクと再会したマーティはタネンとの決闘に挑む決意を固めますが、一方で、ドクはクララ・クレイトンという女性と恋に落ち、未来に戻るべきか、この時代に留まるべきか葛藤します。
最終的に、蒸気機関車を使って1985年へ帰る計画を立てますが、クララがドクの後を追って機関車に飛び乗り、危険に陥ります。
ドクはクララを救い出し、結果的に二人は1885年に残ることになります。
マーティは無事1985年に帰還しますが、デロリアンは貨物列車に衝突して破壊されます。
その後、ドクはクララと二人の子供を連れて「空飛ぶ蒸気機関車」で現れ、マーティに「未来は自ら切り開くものだ」と伝えます。