映画「二ノ国」がひどいと批判される主な理由について、具体的なエピソードを交えて解説いたします。
以下のような要素が批判の対象になっているようです。
- 脚本の問題
- キャラクターの不自然な行動
- 説明不足な展開
- 声優の演技
映画『二ノ国』がひどい?あらすじとネタバレ
以下、映画『二ノ国』のあらすじです。
映画『二ノ国』は、現実世界と異世界を舞台に繰り広げられる感動的な冒険物語です。
主人公のユウは車椅子生活を送る高校生で、親友のハルはバスケ部のエースです。
二人の幼なじみであるコトナが、ある日不審者に襲われ、重傷を負ってしまいます。コトナを助けようとしたユウとハルは、突如として異世界「二ノ国」へと引き込まれてしまいます。
二ノ国では、コトナにそっくりなアーシャ姫と出会います。呪いにかけられていたアーシャ姫の呪いをユウが解き、二人は英雄として歓迎されます。しかし、コトナを救うためにはアーシャの命を奪わなければならないという残酷な事実を知ることになります。
ユウとハルは、大切な人を救うか、新たに出会った人の命を守るかという究極の選択を迫られます。この苦悩を通じて、二人は成長し、真の勇気と友情の意味を学んでいきます。
最終的に、彼らは「誰かを救うために誰かを犠牲にするのは間違っている」という結論に至ります。
物語は予想外の展開を見せ、ユウとハルの関係性に新たな真実が明かされます。
この映画は、異世界冒険と現実世界での友情、そして命の尊さをテーマに描かれていますが、キャラクターの行動や心情描写の薄さなど、批判的な意見も多く見られる作品となっています。
映画『二ノ国』がひどいと批判される理由
登場人物の思考や行動が不自然
主人公の親友ハルの行動が特に批判の的となっています。例を上げると、
- ハルが「二ノ国の誰かが死ねば一ノ国のリンクする人間が死ぬ」という設定を聞いているにもかかわらず、アーシャ姫を殺そうとするシーン。
- 友人のユウが危険な状況にあるにもかかわらず、異世界を楽しんでいるように見えるハルの態度。
このような行動は視聴者の共感を得られず、「頭が悪い」という印象を与えています。
説明的な台詞と展開が雑
台詞が説明的すぎる一方で、肝心な部分での説明不足が目立ちます。例えば
- ピンチの際に突然現れる「幻の剣」
- 主人公が突然ひらめいて元の世界に戻る方法を見つける
このような展開が、視聴者を置き去りにしているという意見もあります。
車椅子の設定
主人公ユウの車椅子設定に関して、多くの批判が寄せられています
- 足が不自由である必要性がない。
- 冒頭で「階段に一人だけ登れないユウ」という障害者の困難な部分だけが強調されている
キャラクターの行動が不自然
登場人物の行動が物語を進めるために不自然に設定されているように見えます。例えば
- アーシャ姫の言葉遣いが丁寧語とタメ口が混ざっており、キャラクター設定に一貫性がない
- ハルの感情的な行動が極端すぎる。思い込みが激しい。
芸能人の声優起用
芸能人の声優起用に関しても批判があります。
- 永野芽郁さんの声がキャラクターに合っていないという指摘
- 主要キャスト3人の演技が特に下手だと感じられる
- 二ノ国の登場人物の台詞が棒読み状態
映画『二ノ国』がひどいと批判されるのはなぜ? まとめ
「二ノ国」は、脚本の問題、キャラクターの不自然な行動、説明不足な展開、そして声優の演技など、多くの面で批判を受けています。
これらの要素が重なり、視聴者の共感を得られず、「見るのが辛い」「つまらない」という評価につながっています。
一部の視聴者にとっては、映画を見ている間「貴重な時間を割いて私は何をしているんだ」と感じさせるほどの不満を抱かせる結果となっています。